行政書士試験対策の効果的な勉強法は?勉強のポイントを紹介

行政書士の資格は国家資格であり、一般的には行政書士試験を受験して資格を取得します。行政書士の資格を持っていると、就職や転職で有利になったり、条件が良くなったりするだけではなく、独立開業という道も考えられます。

そんな行政書士の資格ですが、どのくらいの時間、どのような方法で勉強すれば取得できるのか?勉強のポイントなどをまとめていきましょう。

行政書士試験の出題科目と傾向

行政書士試験は年に1度のみ、毎年11月に実施されています。主題科目は法律分野を中心に、一般教養問題も出題されます。まずは行政書士試験の出題科目と配点を確認しておきましょう。

分野科目問題数配点
法令科目基礎法学2問8点
憲法6問28点
民法11問76点
行政法22問112点
商法・会社法5問20点
一般知識政治・経済・社会7問28点
個人情報保護
情報通信
4問16点
文章理解3問12点

全部で300点満点のテストになっており、法令科目で244点が配点されています。行政書士試験に合格するにはこの法令科目をしっかりと学習する必要があるのは間違いありません。

出題傾向を把握するには?

行政書士試験にも出題傾向があります。単純に法令科目といっても、民法や行政法などは範囲が広く、どのあたりが出題されやすいか、どのような知識を問われる傾向にあるのか、特徴があります。

この出題傾向をつかむためには、過去問を数多く解く必要があります。もちろん解きながら解答の解説をよく読み、内容を理解する必要があります。行政書士を目指して勉強する際は、過去問に挑戦することも意識しながら学習するといいでしょう。

行政書士試験合格に必要な勉強時間

行政書士の資格を取得するためには、勉強時間を確保する必要があります。どの程度の勉強時間が必要かは、個人によって大きく変わります。

法律の知識がまったくない初学者の方は当然多くの時間が必要です。大学で法学部など、法律に関して学んだ方は初学者ほど勉強時間は必要ないでしょう。さらにすでに行政書士の試験を受験したことがあるような方は、さらに短い勉強時間で十分ということになります。

では、どの程度の勉強時間が必要になるかを考えてみましょう。多くの予備校が、初学者向けに行政書士試験対策講座を開講しています。こういった講座を調べてみると、授業時間にして200~300時間というケースが中心です。この授業時間を目安に考えてみましょう。

予備校に通う場合、講義時間は上記の通りですが、予備校通学には通学時間や予習復習の時間が必要になります。実際には講義時間の1.5倍ほどの300~450時間でしょう。

通信講座の場合、通学時間が不要になります。しかし学習自体は自宅などで独学という形になり、不明点があっても講師に聞いたりすることはできません。その分勉強時間は必要となり、予備校の講義時間の2倍、400~600時間程度が目安でしょう。

独学で挑戦するとなると、行政書士試験の対策が練られたテキストもありませんし、勉強の計画も自分で立てる必要があります。当然講師への質問もできませんので、勉強時間はより多く必要となります。予備校の講義時間の3倍、600~900時間程度が目安になります。

インターネットで検索すると、独学で行政書士を目指すのであれば勉強時間は1,000時間必要などと書いている記事もありますが、おおむね間違った数字ではないといえます。

おおよその勉強時間はご紹介した通りです。では、それぞれの勉強法においてのメリットやデメリットを考えてみましょう。

予備校は費用面に問題が

予備校に通学するのは、もっとも少ない勉強時間で行政書士資格を取得できる勉強法といえます。行政書士試験の対策が練られた独自テキストに加え、考えられた授業カリキュラム、さらに専門講師による講義を受けられるのは大きなメリットです。

デメリットとしては、まず自宅から通学可能範囲に予備校があるかどうかということが挙げられます。行政書士の予備校は、都市部を中心に設置されていることが多く、地方部などでは通学自体が難しいことも珍しくありません。また、通学できる場合でも、通うための通学時間が必要となるのも社会人にとってはデメリットとなります。

また、受講料が高額であるというのも特徴のひとつでしょう。予備校やそのコースにより受講料もさまざまですが、一般的に初学者が通うようなコースの場合、20万円前後の学費が必要となります。

予備校通学には通学時間と学費が大きなデメリットとなるでしょう。

通信講座は見極めが重要

通信講座のメリットは、予備校通学のデメリットを払しょくできるということが挙げられます。まず勉強場所は自宅が中心となりますので、通学時間は必要ありません。さらに学費の面においても、予備校ほど高額ということはなく、多くの通信講座を確認しても、5~15万円程度が一般的です。

とはいえ通信講座のデメリットもいくつか考えられます。ひとつは講師が目の前にいないということ。勉強していく中で、理解が難しいポイントがあった場合も、すぐに質問することができません。不明点の解決に時間がかかるというデメリットがあります。

また、通信講座の数が多いというのもデメリットと考えられます。まずは自分の勉強法にあった通信講座を見つけ出す、見極めるのが重要なポイントとなります。

独学はモチベーションの維持と勉強時間の確保が課題

独学という勉強法は、行政書士の勉強に限らず何よりモチベーションの維持が課題となります。競争相手や友人が身近にいないため、よほどしっかりとした意思を持ち続けないと難しいという点がデメリットとなります。

また、勉強の中で判明した不明点に関しても、すべて自力で解決しなければいけません。これだけでも大きなタイムロスといえるでしょう。そして独学での勉強にはより多くの勉強時間が必要になります。学生やフリーターのように、比較的時間に融通の利く方であればまだしも、サラリーマンなど社会人には勉強時間の確保が大きな課題となります。

メリットはマイペースで勉強ができること、そして何より費用面での出費が少ないことが挙げられます出費に関してはテキストや問題集を購入する費用、さらに模試を受験する受験費用程度ですので、もっとも抑えることができる勉強法になります。

効果的な勉強方法とは?

では、実際に行政書士を目指す場合、どのような勉強法がおすすめか?勉強法やポイントに関していくつかご紹介しましょう。

集中して勉強する科目は?

行政書士の試験対策として、もっとも集中して勉強する必要があるのが民法と行政法に関してです。300点満点中、民法で76点、行政法で112点が配点されています。極端な話、この2科目で満点を取ることができれば、それだけで6割以上の得点が可能です。

予備校や通信講座でも、当然ながらこの2科目を重点的に勉強するようなカリキュラムが組まれていますので、独学で目指す方もこの2科目を意識して勉強するといいでしょう。

最新のテキストで勉強

勉強法というほどのことではありませんが、勉強をする場合は必ず最新版のテキストで勉強するようにしましょう。試験科目となっている法令科目は、たびたび改正が繰り返されていますので、数年前の参考書や問題集では、現状の正確な法解釈ができません。

必ず最新年度のテキストで勉強するようにしましょう。

効果的な勉強計画の立て方

行政書士試験という目標をもって勉強をする場合、勉強計画は非常に重要です。この勉強計画は大きな計画から順に作るのがポイントです。まずは月間計画です。行政書士試験が行われる11月から逆算し、どの月にどの程度の進行度で勉強をするか大枠を決めましょう。

続いて週間計画。ここは月間計画をさらに細かく分類し、その1週間でクリアすべき項目を決めます。最後に毎日の勉強計画を立てます。

このように勉強計画は目先の細かい計画より先に、大きな枠の計画から作っていくのがポイントとなります。

不明点をそのまま放置しない

勉強をしていく中で、不明点が出てくるのは当然のことです。その不明点に関しては必ず解決して進むようにしましょう。不明点を解決せずに進んでも、先のポイントでまた同じ内容で詰まってしまいます。

不明点を解決するためのテキストや、法律関係に詳しい知人など、解決策を持っておくことが重要です。

まとめ

行政書士試験を目指す勉強法としては、予備校通学、通信講座、独学などがあります。独学でできるのは、ある程度法律知識がある方など、下地のある方に限られると考えた方がいいでしょう。

一般的には予備校通学や通信講座がおすすめですが、特におすすめなのが通信講座です。日本全国どこに住んでいても受講が可能で、費用面でもさほど高額にはありません。通信講座を選ぶ場合、どの講座を選ぶかがポイントになりますが、おすすめはフォーサイトの通信講座です。

フォーサイトの通信講座は、通信講座におけるデメリットをクリアしている講座で、しかもスキマ時間を有効に活用できるシステムが構築されています。

フォーサイトのeラーニング「ManaBun」を利用すれば、定期的に行われるライブ授業に参加可能。講師への質問も可能ですので、モチベーションの維持にも役立ちます。また、スマホで短時間の視聴にも対応した短時間の受講動画もあり、通勤の電車内でも無理なく勉強が可能です。

社会人のように勉強時間の確保が難しい方でも、ManaBunを利用すれば時と場所を選ばずに学習ができます。

通信講座でありながらデメリットがほぼ見当たらないのがフォーサイトの行政書士講座です。気になる方は是非一度資料請求をしてみましょう。

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