行政書士は「まとも」にやると儲かります

行政書士で高収入を得る方法

先週、行政書士の集まりに顔を出しました。その時に聞いた、とっても気になる話。

「支部会員が400人いて、まともにやっている人は半分ほどですね」。

まとも??
さらに!

「兼業で始めるなら、今の仕事で生活基盤を作って、しっかり実務の勉強をするといいですよ。行政書士に基盤をおくと、忙しくて今のお仕事は続けられませんよ」。

つまり、この二つを合わせると、行政書士の仕事は「まとも」にやると、かなり忙しくなる。だから「そこそこ儲かる」ということのよう。何をもって「まとも」というかは分かりませんが、「行政書士が儲からない」という話は、つまり「まともにやっていない人たち」のことを指すようです。

確かに私の周りでは、30代でそこそこ仕事が軌道に乗り始めている行政書士が何人かいます。彼、彼女たちは、決してギラギラと激しいタイプではなく、いたって普通の常識人。コツコツとホームページを作り、お客さんと会い、一つひとつ丁寧に仕事をこなしている。

そう、とても「まとも」に働いています。それなのに、日本行政書士連合会が行ったアンケートを見ると、行政書士の78%が年間収入500万円未満という。一体どういうこと?と思いませんか?

その原因のひとつは、公務員を定年退職後に開業する特認行政書士の存在にあります。
特認行政書士の中には、社会と接点を持ちたいという気持ちから、ボランティアの精神で働いている人が多くいます。

また、開業はしたものの実質休業状態の事務所が多いのも特徴です。こうした理由から、行政書士の平均年収は実際よりも低い数字になってしまうのです。

行政書士実態調査について

以下の表は、平成30年度の「行政書士実態調査」で発表された年齢構成です。

20~30歳 0.8%
31~40歳 8.0%
41~50歳 17.3%
51~60歳 17.9%
61~70歳 35.6%
71歳以上 19.9%

参考までに、上場企業2,318社の2013年3月期の平均年齢は40.2歳。そう考えると、この年齢構成で、定年退職後に開業する特認行政書士がいかに多いかが分かりますね。実際、「ちゃんと活躍している行政書士」の平均年収は、600~700万円くらいにはなるといわれています。

「行政書士って儲かりますか?」と聞かれた時、私はいつも「レストランと同じです」と答えてます。1カ月先まで予約でいっぱいのレストランもあれば、閑古鳥が鳴くレストランもある。これだけは、シェフの腕次第。行政書士も同じではないでしょうか。

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