「行政書士になってみようかな~」と感じた女性は、まず試験を受けないといけません。
その行政書士試験がどうなっているのか、ここで確認してください。
試験までいいペースで勉強しないと行政書士には受かりませんから、勉強計画を上手に立てる上でも、行政書士の試験制度を知ることは大事です。
行政書士の試験は、年に1回しかありません。1度試験に落ちると、また1年間もがんばらないといけません。できるだけ1回でクリアしてしまいたいところです。
試験までのスケジュール詳細
試験要項発表 | 毎年7月下旬前後~ |
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試験出願期間 | 毎年8月初め前後~8月末 (9月初めまで受け付けてくれる年もあります) |
試験日 | 毎年11月 第2日曜日 (ときどき、その他の日曜日になることもあります) |
合格発表 | 毎年1月末~ |
※試験時間は、13時からだいたい3時間と思っていいでしょう。
※行政書士の試験はだいたい7000円くらいの費用で出願できます。
ラッキーなことに、行政書士の試験には受験資格がありません。
どんな女性でも受けることができます(たとえば、外国籍の女性でも問題ありませんし、学歴や職歴による制限もありません。年齢の縛りもありませんから、70歳や80歳を過ぎた女性でも受けられます。実は女子小学生でも受けることができます)。
出願の時期は
行政書士の試験出願は、「財団法人 行政書士試験研究センター」宛てに行います。
願書は郵送してもかまいませんが、最近はインターネットで終わらせてしまう人のほうが多くなっているでしょう。
試験の合格発表ですが、合否通知所が受験者全員に向けて発送されてきます。
これ以外にも、行政書士試験研究センターのサイトにも発表されますし、法律関係の国家資格ですから官報にも記載されます。
ちなみに、勉強のペースとしては、半年を超えるくらい、短くても最低半年はかけたいものです。8~10ヶ月くらいはほしいですね。
逆算すると、行政書士の勉強をはじめるのにふさわしい時期は試験が終わった直後の11月以降、3月くらいまででしょうか。
4月~8月くらいまでに行政書士になりたくなった場合は次の年の合格を目標にするほうが現実的です(もちろん、短期合格を目指してもかまわないのですが、うまくいかなかったときのことを考えておくほうが安全ですね)。